Archive for 2019
#092 師との再会 その1
1960年生まれ。神奈川県藤沢市在住。
太平洋上の島々で古より信仰の対象とされ、ハワイにおいて”ティキ” と呼ばれる神々を
同様のルーツ海洋モンゴロイドの末裔とされる日本人として、アイデンティティを持ちながら創作しつづける彫刻家。
師を初めて知ったのは2016年に休刊となった 、Free&Easy 誌2003年9月号
“ 男のワークルーム ” 特集でした。
雑誌に掲載されていたメールアドレスに、すぐにメールした事を覚えています。
子供の頃から何かを作る事が好きでした。
小学生の頃にはプロゴルファー猿に影響され、木の枝を小刀で削り、ゴルフクラブを作ろうとして挫折。
市販のチョロQでは納得いかず窓をくり抜いてカスタムしようとしたあげく
カッターで切った左太ももの縫い傷はいまだに大きく残っています。
その傷も癒えぬ間に住んでたアパートの隣の鉄のスクラップ置き場を探索中に左膝を切り
悶絶したのも鮮明に覚えています。
ハンセンさんにメールを送ったその当時は30歳手前で、青春時代に没頭した音楽にも限界を感じ、
鉄工の仕事をしながら、日曜大工と鉄の端材で作るギタリストのオブジェ製作に夢中になる傍ら
ガレージや工房、Made in USAのツールなど無骨なものが大好きでした。
とにかく何でも良いから自分で何かを始めたいという気持ちから
今でこそ日本で購入できる Dead On Tools の工具など輸入して販売するネットショップを始めようと
外国から工具のカタログを取り寄せたり、英会話に通ったりもしてました。
師にメールをした理由はその当時Free&Easy 誌に取り上げられてたハンセンさんの工房があまりにかっこよく
工房見学と、まだ知らない海外の工具のことなどのアドバイスが欲しく連絡。
思いが伝わったようでご快諾いただき、2004年、ついにHANSENさんの工房へ訪れることになりました。
その時は黙々と準備していた輸入工具販売のビジョンの客観的な意見が聞ければ、、、
というよりは「良いね、やりなよ!!」と、今思えば背中を押して貰いたかったんだと思います。
ただ、その時お土産に持参した趣味で製作してたギタリストのオブジェのおかげで
大きく方向転換することになりました。
その2へ
#091 おさおさ
おかげさまでオーダーが混み合い、ウェブストアーからのご注文を一時休止しておりましたが、
なんとか納期の目処が立ちましたので現在は再開いたしております。
ただ、納期に関しましてはまだ少し長くなってしまいますことを予めご了承願います。
以前トッキンマッシュの渋谷さんが “ 墓場のラジオ “ の番組内で
「こんなのがあれば…」と語った
カップヌードルの蓋を押さえる蓋。通称 “ おさおさ “
その後同番組内で「オフィシャルでありました」とのこと。
それはどうのようなものかと早速検索したところ
DESIGN&FABRICATIONを 謳う 私の心に火が付きました。
多分いま現在、日本で一番無駄にクールにデザインされたヌードルウェイト
“ おさおさ “ 製作しました。
もちろん鉄製で、裏面は滑り止めのためラバーとなっております。
普段はペーパーウェイトとしてご使用いただいても宜しいかと思います。
詳しくは→ こちら まで。
と、言いましたが、特に販売予定はございません 笑
#090 組立式ハンガーラック
本日は新製品のご紹介となります。
初めてハンガーラックを製作した頃を思い返せば、
当時インダストリアル家具の市場は一部のマニアな方々の間で
ヴィンテージが取引されるような状況だったと記憶しております。
必然的に現れる意匠に心を奪われ、夢中になりたくさんの製品を製作してきましたが、
あれから 16~17年の月日が立ち、やっと納得の製品ができたように思います。
今回のハンガーラックはイベントなどに出店される方々のために簡易組立式といたしました。
必然的な意匠でございます。
※もちろんご自宅などでご使用いただいても構いません
差し込んでネジを締めるだけですので1分もあれば十分に組み立てられるかと思います。
ご注文は→ HS17 よりお待ちしております。
#089 展示倉庫と在庫処分
工房近くに倉庫を借りてまして、そこが一応展示場となっています。
個展の時に製作したブランコも設置してますので、乗りたいという奇特な方はご連絡ください 笑
実は先日マザーマシンを導入し、制作意欲が止まらず、暇を見つけては新しいプロダクト製作に精を出しております。
これを機に、その倉庫の中を心機一転しようと計画を練ってまして、
それに伴い現在の展示品や在庫品を少しづつ処分してまいります。
販売はUDATSU IRON WORKSのウェブストア内の
LIMITED ITEMにてSALE価格で販売していきますのでよろしくお願いいたします。
第一弾としまして、鉄枠の姿見鏡とペットフードディッシュを販売してますので気になる方はぜひチェックしてみてください。
因みに4枚目画像は愛犬イクラコ 約5KgとペットフードディッシュLサイズとなります。
今後ともUDATSU IRON WORKSをどうぞご贔屓によろしくお願いいたします。
#088 鉄枠の額
少し前ですが、友人の奥さんkasakasaさんのイベント用看板を製作いたしました。
キャンバンス盤面は持ち込みで、後は好きなようにやらせていただきました 笑
喜んで頂けたので良かったです。
そして古い青焼きのナイスな図面を入手したので額装。
鉄枠なので重そうですが、フレームは木で組んだハイブリット品で比較的軽めです。
と言いましてもW640×H500で3Kgあります。
共に詳細は WORKS よりご確認いただけます。
#087 上半期まとめ
ありがたいことに、ややこしく手のかかる楽しいオーダーが増え
気づけば上半期が終了しておりました。
簡単にこちらにまとめさせていただきましたが、プロダクト詳細等は
WORKS よりご確認いただけます。
まだ一部アップできてない商品もございますが、
後々掲載していきますので、またよろしくお願いいたします。
instagram の方ではそれほど頻繁ではございませんが、
気まぐれに更新してますので宜しければフォローしてください
下半期は新しい機械を導入し、今まではお断りせざるを得なかった案件にも
対応していく所存ですので今しばらくお待ち下さい。
ご報告までに
#086 slow&steady
年に数回高知で pop up shopを開催している徳島のセレクトショプslow&steadyさんへ
卓上のショーケースを納品に行ってまいりました。プロダクト詳細は → コチラ より
ナイスなファサードで窓の格子は個人的にかなり好みでした。
どこか再現させてくれるお店がございましたらご連絡ください笑
店内は服の他にも男心をくすぐるモノがたくさんあり、今回以前より狙っていた
BUAISOUさんのケン玉を入手。やはり実際に手にとって見られるのは良いですね。
という事でウチのプロダクトも少し販売頂いてますので、手にとってじっくり見てみてください。
今回のオーダーはラフスケッチからの製作でした。
アーティストのようにゼロから何かを生み出すより
やはり、こんな感じでラフを頂いて具現化する仕事が性に合ってて楽しいですね。
それでは手描きのラフをお待ちしてます。
#085 看板について
最近ご依頼の多い看板製作。
今回は 三代目矢野金光農園 様からのご依頼。
詳細は→ コチラ から
切り文字で壁にピンどめする看板のお問い合わせは多くいただきますが、
一般的な仕上がりでデータ通りのレーザーカット看板をご希望の場合は
専門のネットショップがあり、私ごときでは太刀打ちできませんので
潔くそちらをおすすめさせて頂いてます。
ただ、プラスαの何かが欲しい場合や、質感などに拘りがあれば
軍配は私に上がると思いますので是非ご相談くださいませ。
まだまだ寒い日が続きます お体には十分にお気を付け下さい。
#084 HAPPY NEW YEAR 2019
例年通り遅ればせながらあけましておめでとうございます。
いつの頃からか、時がマッハで流れ出しました。
更に年々時間の体感速度は加速していくのでしょうか?
昨年より整備している展示場も「暖かくなる頃に可動できれば」と思ってましたが、
こんな調子で時間が流れたら…
恐ろしいですね。
それでは2019年も、面倒くさくて、ややこしそうな案件があればご相談ください。
フックを効かして具現化します。
今年もどうぞご贔屓に
宇田津 毅